3月28日
高等専門学校は実践的・創造的技術者を養成することを目的とした5年一貫教育の高等教育機関です。全国に国公私立合わせて57校あり、6万人の学生が学んでいます。
こうした高専・高専生を応援し、その活躍を広く発信するために「自由民主党・高専(KOSEN)未来チャレンジ」が党本部で開かれ、8つの高専が参加し、高専小委員会の二階俊博最高顧問のほか、茂木幹事長、萩生田政調会長など、党幹部も激励に駆けつけました。
第1部では、昨年の「高専ロボコン」でロボコン賞を受賞した徳山高専が、自作ロボットで紙飛行機を飛ばして得点を競う実演を披露。SDGsの達成や社会課題の解決に貢献するアイデアを競う「高専ガールズコンテスト」で優勝した沖縄高専、ものづくり技術とディープラーニングを活用した作品による事業性を競う「デーキープラーニングコンテスト」で最優秀賞を受賞した一関高専と東京高専の3校が、それぞれ発表を行いました。
第2部では高専生3名と二階先生、高専小委委員長の坂本先生、卒業生の私との計6名で対談を行いました。高専に入学した理由について「ロボットを作りたかった」「科学に興味があった」「ものづくりに関心を持っていた」と専門性に特化した高専の教育課程の魅力を語り、将来については「ロボット開発技術者。月面で働くロボットを開発したい」「日本の技術でグローバルに活躍したい」「AI開発技術者。刺激的な仕事がしたい」と夢を膨らませていました。
二階先生は「高専は戦後教育の最高事例。素晴らしい若者が高専で芽を膨らませている。政治もしっかり応援していきます」と学生たちに誓っていました。
高専は社会の課題を解決するソーシャルドクターです。AIもロボットも将来のインフラになると思います。高専生がこうした分野を生涯の職業にしたいと希望されていることを素晴らしいと感じました。日本の技術で地球規模の貢献をしてほしいです。応援しています。